なぜ、相続登記は急いだほうが良いのですか?|都島区京橋で相続・遺言書作成・商業登記・不動産登記なら『松原司法書士事務所』へ

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よくあるご質問

なぜ、相続登記は急いだほうが良いのですか?

よく、「相続登記はいつまでにする必要がありますか?」と問い合わせを受けます。

結論からいえば、現在、相続登記に期限はありません。ここは相続税の申告と異なるところです。

 

しかし、私は、できるだけ早く行うことを強くお勧めしています。

もう少し正確に言えば、「遺産分割協議はできるだけ早く済ませた方が良い」ということです。

もちろん理由があります。

 

それは、「人をとりまく環境が変わる」ということです。

 

「ウチはもめないから大丈夫」

「もう遺産について、親族間で話もついてるし急がないよ」

この仕事をしていると、本当によく耳にする言葉です。

 

しかし、人間がいつ亡くなるかわからないように、今の環境だっていつまで続くかわからないのです。

A男さんには妻B子さんがおり、二人の間には成人し、結婚している子供C子、D男がいる。

このような親族関係で、A男さんが亡くなったとします。

そして、A男さんが亡くなってからも、親族は仲良くそれぞれ暮らしています。

 

しかし、

 

1.A男さんの奥さんのB子さんが、高齢のため認知症を発症したとしたら

→遺産分割協議のために家庭裁判所において成年後見人等の選任をしなければならないです。

 

2.C子さんのご主人の会社が倒産して、失業してしまったら

→長男であるD男さんが、実家等を相続することになっていたとしても、C子さんとしては、子供たちの学費等のことを考えて取り分を増やしてというかもしれません。

 

3.D男さんが交通事故で突然無くなったら

→数次相続となり、遺産分割協議にはD男さんの代わりに、D男さんの奥さんと子供が参加します。C子さんとD男さんでは話がついていても、D男さんが亡くなったら、話し合いはスムーズにいくでしょうか?

→さらに、D男さんの子供が未成年者であれば、遺産分割協議で特別代理人を選任する必要が生じる可能性があります。

 

上記のようなケースは、どこの家庭でも起こり得ることです。

だからこそ、遺産分割協議はできるだけ速やかに、かつ確実に完了させておかなければならないのです。