相続コラム

よくあるご質問(相続登記を依頼した際の費用について)

2019.06.01

相続登記を依頼したいのですが、費用はどれくらいかかりますか?

これは本当に、よく電話でお問い合わせを受けます。
当事務所では、現在、パック料金やいわゆるコミコミ料金の設定はさせて頂いておりません。
これは、一口に相続登記といっても、業務量や手続きの難易度が本当に様々なためです。
つまり、お電話では即答できないですし、後々、依頼者様と報酬でトラブルに発展しないためには、その時点では高めにお伝えするしかないのです・・・

当事務所では、初回のご相談時(ご相談料は頂いておりません)に、資料等を確認しながら手続全体の見通しを立て、費用の概算をお伝えするようにしております。
とはいえ、HP上で全くご料金を提示しないのでは、無料相談すら躊躇されるかもしれないので、報酬の目安と、報酬の変動要因を示しておきます。

【相続登記で最も多い報酬の総額の価格帯】

約8万円~12万円(税別)
※この他、登録免許税、戸籍等交付手数料、謄本代、物件調査、交通費、郵便代等の実費は発生いたします。

【報酬が変動する要因】

※下に行くほど報酬の変動幅が大きくなります。

その1 手続を急がれるかどうか
例)戸籍等必要書類の請求を全て郵送で済ませられる場合は、費用は少し抑えられます。(時間はかかりますが・・・)

その2 不動産の個数、財産の数
例)不動産が複数個あり、法務局の管轄が分かれる場合は申請が2件以上になるため、報酬が上がります。
例)財産の個数が増加し、遺産分割協議書のボリュームが増えると、報酬が上がります。

その3 法定相続人の数
例)法定相続人が1名の場合は、遺産分割協議が不要なため、料金はかなり安くなります。
例)法定相続人が兄弟姉妹の場合や、代襲相続、数次相続が発生している場合、費用は高くなります。

【報酬が変動しない又はしにくい事例】

その1 不動産が遠方(関西以外)にある
例)不動産が北海道にあったとしても、必要があると認めなければ現場に行くことはありません。登記申請もオンラインで行うため、物件の場所は日本国内であれば関係ありません。

その2 不動産の価値
例)不動産の価値が高くても、多くの場合、当事務所の作業自体は変わらないので、報酬は大きく変わりません。但し、手続責任が増大するため若干の変動があります。
逆に言えば、価値が小さな不動産でも、報酬が安くなるというわけではありません。

当事務所は格安で業務を受任するスタンスの事務所ではありません。
これは、適正な報酬を受領し、必要な時間をかけた上で、完全に手続を終了させることが最も重要だと考えているためです。いい加減な手続の進め方をして、あとから余計な手続が発生したり、争いに発展するようでは、私が受任する意味がないと考えています。

しかしながら、料金について依頼者様にご納得頂く事もとても大切なことです。
是非、無料相談をご利用いただき、当事務所の報酬や、業務内容につきご説明させて頂ければと思いますので、お気軽に相談のご予約をして頂ければと思います。

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