遺言はいつから準備するべきですか? 2020.02.09 還暦や定年をきっかけに考えられる方が多いように感じます。 少なくとも、お元気なうちに専門家に相談する必要があります。 還暦や定年を迎えても、少し前まで現役で働いていらっしゃったことを考えれば、まだまだお元気だと思います。 しかし、男女とも平均寿命が80歳を超えている一方で、「健康寿命」は男性が約72歳、女性が約74歳(厚生労働省資料より)となっており、 統計上は70歳を超えると、何かしら体... > 続きはこちら
費用をかけたくないので、遺言書は自分で書いてお... 2019.09.01 遺言書は大きく分けて自筆証書遺言と公正証書遺言があります。 自筆証書遺言は文字通り、自分で手書きする遺言です。(但し、財産目録を除く) これに対して公正証書遺言は、全国にある「公証役場」というところで、公証人という方が作成するものです。そして、公正証書遺言を作成する場合には、公証人に支払う費用(金額は決まっています)を支払う必要があります。 司法書士や弁護士等を通じて、公正証書遺言を作成する場合、... > 続きはこちら
相続法改正により始まる配偶者居住権について教え... 2019.07.15 2020年4月から法改正により、「配偶者居住権」及び「配偶者短期居住権」の制度が始まります。 このページでは、配偶者居住権についてご説明します。 簡単に言えば、「配偶者が亡くなった場合に、引続きその家に住むことができる」というものです。 しかし、要件があります。 【要件】 ①被相続人の配偶者が、相続開始時に被相続人の財産であった建物に居住している。 ②遺言... > 続きはこちら
相続法改正により始まる、自筆証書遺言の方式緩和... 2019.06.15 平成31年1月13日から、民法が一部改正され、自筆証書遺言の方式が緩和されました。 本改正について、よく勘違いされるのが、「自筆証書遺言はパソコンで作成することが可能になった」ということです。 本改正において、「自筆」を求められなくなったのは、自筆証書遺言に添付する財産目録だけです。遺言書の全文、日付、氏名については引き続き自筆によることが必要です。 例えば、遺言中に ... > 続きはこちら
相続法改正により始まる、自筆証書遺言の法務局保... 2019.06.08 自筆証書遺言を法務局において保管するという制度が、2020年の7月10日から施行されます。 自筆証書遺言は、公正証書遺言と違って、費用面等でとても手軽な制度でしたが、手軽に考えすぎるあまり、従来は次のような問題点がありました。 しかし、これらのデメリットも以下のように変化すると思います。 ① 作成したのに、紛失したり、自分に不利な遺言を作成したことを知った相続人が破棄し... > 続きはこちら